文京区白山 くろだいいん 外科,内科,消化器科,内視鏡科,皮膚科,リハビリテーション科,各種健康診断,人間ドック,くろだ医院

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経営理念
・はじめに ・神戸のおにぎり ・小さな医療 ・インフォーム・コンセント ・生活習慣病 ・death education 癌告知 ・免疫療法、その他の代替治療 ・救急医療 ・そして、「病気を診ずして病人を診よ」 ・終わりに
そして、「病気を診ずして病人を診よ」
私の母校、東京慈恵会医科大学の建学の精神です。
「病気を診ずして病人を診よ」。
「病気を診ずして病人を診よ」。
日々、拳々服膺してこの言葉を吟味します。
恐ろしい事を言ってる。
「病気を診ずして」は「診るな」ってわけじゃありませんね。
「そんな事は当たり前なのだ」と語っています。
病気を診るのは基本条件、「だけどそれだけじゃ無くて」背景にあるその人を見ろ、と言ってるんですよね。なのに我々はつい病気を診てしまう。
最近流行りの「患者様」ってのは大嫌いなので使いません。病院の接遇委員会みたいなロクでも無いもんからサービス向上などと称して出て来た流れなのでしょうが、そんなところを変えたところで本当に病院の環境というものが患者さんにとって居心地良くなるものだろうか。とまあこんな話を書きますと、「ぶっきらぼうに突き放されるよりは丁寧に「様」と呼ばれた方が良い」なとというご意見が出たりして堂々巡りになるきらいは有ります。
そもそも患者さんに対して「病気が悪くなれ」と思って治療にあたる医師はきっと一人も居ません。良くなって帰って欲しいと思うからこそ、拝見している患者さんの状態が悪くなればご家族の面前に出るのも正直言って辛い事が多いです。でも、それだからこそ尚更、具合の悪い患者さんやご家族の前には出来るだけ姿を見せて、例え一言でもかけてあげられないかと思います。それも病気だけを診るのじゃ無くてね。自分自身、本当にそうして来たのかと自問自答しますし、心から申し訳無いと謝りたい患者さんが沢山居ます。
尊敬する先輩外科医が或る時、「外科医というものは心の中でいつも花束を捧げる墓が有るんだ」と言われました。本当にその通りだと思います。その方々の一人に対する贖罪の気持ちから、私は外科医を辞めるに至りました。
言うは安し、行うは難しでは有るけれど、まあここにこんな事を書いときますので、私が何か違う事を言ったら、「先生さあ、書いてた事と違うじゃん」って突っ込みを入れて下さい。

とまあ、取り留めが無くて型破りに長いご挨拶にお付き合い下さって有難うございます。皆さんのお役に立てるよう、可能な範囲で頑張って参りますので、よろしくお願いします。

平成18年10月吉日
九州島原の、不思議な元気が湧いてくるお店のテーブルにて
黒田陽久拝
終わりに
取り留めが無くて型破りに長いご挨拶にお付き合い下さって有難うございます。医療を巡る現状は実に渾沌としており、あたかも一寸先すら見えない暗夜の海を渡るが如き思いすら致します。これから月明かりすら無い荒波の中を小さな船で漕ぎ出すわけですが、有り難い事に船長がぼんくらでピント外れでも、クルーと灯台守は全員精鋭揃い。この船を私に託して下さった川内先生のご決断に改めて満腔の感謝を捧げると同時に、皆さんの期待を裏切らないよう、お役に立てるよう頑張って参りますので、よろしくお願いします。
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